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腹痛

様々な原因で起こります。食事の内容、排便週間、ストレスの有無など聞かせていただいたのち、適切な検査と治療を考えていきます。採血、腹部エコー検査、レントゲン、内視鏡など行っていただく場合もありますし、薬で改善するかどうか検討することもあります。以下部位別の方針です。

🩺 みぞおちあたりの痛み

想定する主な病気:胃炎・胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、胆のうや膵臓の病気など

がありますが、実は心臓の痛みであることもあります

検査でよくみられる所見の例

  • 血液検査
    • 貧血があるときは、長く続く出血や潰瘍が疑われます
    • 炎症を示す数値が高いと、強い胃炎や胆のう炎、膵臓の炎症などを考えます
  • 胃カメラ
    • 胃や十二指腸の粘膜に「ただれ」や「潰瘍」が見つかることがあります
    • 食道から胃への逆流によるただれが見つかることもあります
  • 腹部エコーやCT
    • 胆のうが腫れている、胆石が見える、膵臓がむくんで太くなっているなどの変化が分かります

📍 右上腹部の痛み

想定する主な病気:胆石症、胆のう炎、肝臓の病気など

背部の場合は尿管結石など

検査でよくみられる所見の例

  • 血液検査
    • 肝臓や胆道の酵素の値が高くなることがあります
    • 炎症反応が高いときは、胆のう炎や胆管炎を疑います
  • 腹部エコー
    • 胆のうの中の石、胆のうの壁の厚み、まわりの炎症の様子が分かります
  • CT検査
    • 胆のうの腫れ具合や、周囲に炎症が広がっていないかなどを詳しく確認します

📍 右下腹部の痛み

想定する主な病気:虫垂炎、大腸炎、憩室炎など

背部の場合は尿管結石など

検査でよくみられる所見の例

  • 診察所見
    • 右下腹部を押したときの強い痛み
    • 押して離した瞬間にさらに痛む「跳ね返りの痛み」
    • 痛いところの筋肉が固くなる防御反応などがみられます
  • 血液検査
    • 白血球や炎症を示す数値が高くなり、体の中で炎症が起きていることが分かります
  • 腹部エコー
    • 虫垂が太く腫れている
    • その周囲に炎症や膿がたまっている様子が見えることがあります

📍 左下腹部の痛み

想定する主な病気:大腸炎、憩室炎、便秘、虚血性腸炎など

検査でよくみられる所見の例

  • 血液検査
    • 炎症を示す数値が高いときは、大腸の炎症や憩室炎などを疑います
  • 便検査
    • 便に血が混じっていないか、感染性腸炎を起こす細菌がいないかを調べます
  • CT検査・大腸カメラ
    • 大腸の壁のむくみ、まわりの脂肪組織の炎症、憩室の有無などが分かります
    • 大腸カメラでは、腸の内側のただれや潰瘍、ポリープ、がんなどの有無が分かります

📍 おへそ周り・下腹部全体の痛み

想定する主な病気:胃腸炎、便秘、腸閉塞、大腸の病気、婦人科・泌尿器の病気など

検査でよくみられる所見の例

  • 診察所見
    • お腹全体の張り、ガスや便がたまっているサイン、触ると強く痛む部分の有無を確認します
  • 血液検査
    • 強い炎症、脱水、電解質バランスの乱れなどが分かります
  • レントゲン・CT検査
    • 腸のガスや液体がたまっている
    • 腸の一部が細くなっている、ねじれているなど、腸閉塞につながる所見が分かることがあります
  • 腹部エコー
    • 小腸や大腸の動き、腸にたまった液体、腹水の有無などを確認します

📍 下腹部中央の痛み

想定する主な病気:膀胱炎、子宮や卵巣の病気、大腸の病気など

検査でよくみられる所見の例

  • 尿検査
    • 白血球や細菌が多いと膀胱炎などの尿路感染症を疑います
    • 血尿があると、尿管結石なども考えます
  • 超音波・CT
    • 腎臓や尿管の腫れ、結石の有無
    • 子宮や卵巣の腫れ、しこり、血流の異常などを確認します
  • 大腸カメラ
    • 下腹部痛と血便や下痢を伴うときは、大腸炎やポリープ・がんなどを調べます

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